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最近、チームを率いる場面で「どう伝えるか」「どう動かすか」に意識が向きがちなリーダーが増えています。
けれど、本当に大切なのはその前にある“自分が整っていること”。
心に余白があるとき、人は自然と他者にやさしく、的確に、そして長期視点で関われます。
ウェルビーイングとリーダーシップは、切り離せない関係にあります。
忙しさの中では、私たちはつい「すること」に追われがちです。
そして、リーダーにとって大切なことのひとつは“在り方”を整えること。
深呼吸を一つ、意図を一つ。「いま、何を大切にしたいのか」を静かに定めるだけで、
視界がひらけ、言葉の選び方や聴き方が変わっていきます。
リーダーに余裕があると、メンバーは“評価の不安”よりも“聴いてもらえる安心感”を感じます。
率直なコミュニケーションが増え、問題や誤解が早期に見つかるようになります。
これは心理的安全性の基盤となり、対話の質を大きく高めます。
落ち着いて長期視点で考えられるリーダーほど、意思決定の軸が明確です。
「今は何を優先すべきか」が共有され、迷いが減り、チーム全体の動きがスムーズになります。
価値観にもとづく選択ができるため、短期的な慌ただしさに振り回されにくくなります。
ウェルビーイングが高いリーダーは、相手の可能性や強みに自然と目を向けられます。
関わりのトーンが落ち着いているため、メンバーは「自分で考えてみよう」と思いやすくなります。
その結果、提案や自発的な行動が増え、チーム全体の成長スピードが上がります。
リーダーシップは“強さ”だけでなく“しなやかさ”によって育ちます。
リーダー自身のウェルビーイングは、チームに静かに、しかし確実に伝播していきます。
次回のVol.4では、「ウェルビーイングとコミュニケーション」についてお届けします。
どうぞお楽しみに。