3月14日(木) 一簣之功

一簣之功(いっきのこう)

「一簣之功」という言葉があります。「簣(もっこ)」は竹や藁などで編んだ籠の一種で、工事を行なう際には、土や石を運ぶのに使われました。

中国の歴史書『書経(しょきょう)』には、高い山を築くにも、最後に簣一杯の土が足りなければ完成しない、といった内容の記述があります。

そこから、一簣之功は仕事をやり遂げるための最後のひと踏ん張り、積み重ねる一つひとつの努力の大切さを指します。

時間をかけて取り組んでいる仕事でも、もう一息というところで安心し、そうした油断が失敗につながることもあるかもしれません。

最後まで気を緩めず、もうひと踏ん張りができるように、仕事の意義や目的を改めて振り返ることが大切です。現在、取り組む仕事は何のためか、どのような好影響がもたらされるのかを意識すれば、働く意欲が湧いてくるはずです。

一朝一夕(いっちょういっせき)で成し遂げられる仕事は少ないでしょう。仕事の目的を自覚し、最初から最後まで地道に努力を重ねることが、業務完遂への道なのです。

今日の心がけ◆最後まで気を抜かずに取り組みましょう

                   (出典:職場の教養 2024年3月号)


◼️起業を目指すあなたに向けて

今日、私は「一簣之功」という言葉を初めて知りました。そして、これを機にこの言葉がもたらす深い意味と、それが私たちの仕事や日常生活にどのように適用されるかについて考えを巡らせることができました。この感想文では、今日のエピソードから得ることができた私の学びを、ビジネスパーソンの皆さんに向けて共有します。

努力の積み重ね

「一簣之功」という故事から私たちが学ぶべき最も重要な教訓は、成功に至るまでの過程での一つ一つの努力の価値です。仕事においても、小さなタスクの完成、一日一日の積み重ねが、最終的な成果へとつながります。この話は、私たちに仕事の最中における忍耐と持続的な努力の重要性を教えてくれます。

特に、プロジェクトが終盤に差し掛かった時、

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