4月26日(水) 奮い立つ言葉

奮い立つ言葉

昨年のサッカーワールドカップで、日本代表はベスト16で敗退したものの、一次リーグで強豪のドイツ、スペインを破るなど大きなインパクトを残しました。

これまで7度の出場を果たすまでに実力をつけてきた背景には、選手たちの努力と共に、多くの監督、コーチから数えきれない指導の蓄積が挙げられます。

その中でも、1964年の東京オリンピックに際し、選手の強化の一環としてドイツから招いたデットマール・クラマー氏は、基礎技術と共に戦う姿勢を教え込みました。

その象徴的な言葉が「ドイツにはゲルマン魂がある。私に、君たちの大和魂を見せてくれ」というものでした。

その言葉に選手たちが奮起し、東京オリンピックではベスト8入りを果たし、4年後のメキシコオリンピックでは銅メダルを獲得するまでに成長したのです。

技術があっても心が充実していなければ、成功はおぼつかないでしょう。改めて心の重要性を考えていきたいものです。

今日の心がけ◆心の充実を図りましょう

(出典:職場の教養 2023年4月号)

■経営者からの感想

ビジョンを実現するためには、技術や知識だけでなく、心の充実が不可欠であるということを、私たちビジネスリーダーも学ぶべきです。

日本のサッカーチームがワールドカップで偉業を成し遂げるまでに至った背景には、技術の向上だけでなく、精神面での強化が大きな役割を果たしていました。

ビジネスの世界でも、スティーブ・ジョブズ氏が「Stay hungry, stay foolish(飢えよ、愚かであれ)」という言葉で若者たちを励まし、Appleを大成功に導いた事例があります。また、Googleの創業者ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンは、社員に「月に行けるほどの目標を持て」と言って、世界最大の検索エンジンを作り上げました。これらの事例からも、心に訴える言葉やビジョンが、成功への道筋を切り開くことがわかります。

技術や知識はもちろん重要ですが、ビジョン実現ためには心の充実が不可欠であり、それを相手に響くように伝える技術を、私たちビジネスリーダーも学ぶべきです。さあ、あなたも自分の心に火をつけ、次の一歩を踏み出しましょう。

本日は、上記のテーマに関連する2冊のおすすめの書籍をご紹介いたします。

🔹『情熱・熱意・執念の経営』永守重信 著

心の充実が成功に不可欠であるという視点から、永守重信氏の『情熱・熱意・執念の経営』は、ビジネスリーダーにとって必読の一冊です。本書は、永守氏がいかに情熱、熱意、そして執念を持って経営に取り組んできたかを詳細に描いています。彼の豊富な経験と実践的な知見から学べる、心を燃やす経営スタイルは、あなたのビジネスに新たな視点と活力をもたらすことでしょう。今すぐ手に取り、情熱あふれるビジネスリーダーとしての成長を目指しましょう。

🔹『スティーブ・ジョブズ 脅威のプレゼン』カーマイン・ガロ 著

心に訴える言葉やビジョンが成功への道筋を切り開くことを再認識させられる一冊、カーマイン・ガロ氏の『スティーブ・ジョブズ 脅威のプレゼン』。本書では、スティーブ・ジョブズ氏がいかにして圧倒的なプレゼンテーションスキルを身につけ、Appleを大成功に導いたかが明かされています。ジョブズ氏の魅力的なプレゼンテーション術を学び実践することで、あなたも人の心に響くプレゼンターになれます。この機会にぜひ、伝え方の技法を磨いて、ビジョン達成への道を切り開きましょう。

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