4月20日(木) 菜の花の咲く頃

菜の花の咲く頃

鮮やかな黄色の菜の花が一面に広がる光景を、目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

春に咲く花といえば桜が代表的ですが、二月から五月にかけて開花する菜の花も有名です。毎年、全国各地の菜の花畑に多くの観光客が訪れています。

菜の花の花言葉は「快活」や「明るい」といったもので、黄金をイメージさせる黄色の花から「豊かさ」や「財産」という意味もあります。

また、おひたしなど菜の花を使ったレシピも多くあります。食事に彩りが増し、春の訪れを実感させてくれる植物と言えるでしょう。

文豪の夏目漱石は、菜の花について多くの名句を残しており、「菜の花の 遥かに黄なり 筑後川」などがあります。漱石は筑後の春の風景に心を動かされ、その感動を表現するために一句詠んだのでしょう。

季節は移り変わっていくものです。忙しい日々の中で、ほんのひと時でも春を味わいたいものです。

今日の心がけ◆春を楽しみましょう

(出典:職場の教養 2023年4月号)

■経営者からの感想

上記の文章から感じることは、自然から学ぶことで成長と創造性を促進できるという点です。
ちょうど今、NHKの朝ドラで「らんまん」が放映されていますが、そこからも同じような気づきが得られますね。

Googleの調査では、働きがいのある職場の従業員は、その企業の利益が平均して約12%向上することが示されています。

菜の花が象徴する快活さや明るさは、従業員のモチベーション向上につなげられる要素ですので、私達リーダーが意識して職場をよりそのような状態にしていくことで、組織のパフォーマンスも高まることが期待できます。

改めて、自然からインスピレーションを受けることの価値を見つめ直し、菜の花が教えてくれるような、より明るく快活な職場を創り上げていきましょう。