4月13日(土) ハインリッヒの法則

ハインリッヒの法則

重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の状況に遭遇することを「ヒヤリ・ハット」体験といいます。

アメリカの損害保険会社の安全技師、ハインリッヒは、労働災害の発生する確率を「ハインリッヒの法則(1:29:300の法則)」として発表しました。

この法則では「一件の重大な事故・災害の背後には、29件の軽微な事故・災害があり、その背景には300件の異常がある」、としています。

私たちの職場においても、異常とも捉えられるヒヤリ・ハットが起こった段階で、迅速に対応策を講じる必要があります。

自身の過失からくるヒヤリ・ハットは、報告に勇気がいるかもしれません。報告者を責めないようにするなど、報告しやすい環境づくりも有効です。

また、手順書があったとしても、その表記は分かりやすいか、経験や能力の差によって、手順書通り行なうのに無理がないかなどを常に見直しましょう。

小さい予兆を見逃さず、安全管理に努めたいものです。

今日の心がけ◆安全管理に努めましょう
                                     (出典:職場の教養 2024年4月号)


◼️起業を目指すあなたに向けて

安全な職場環境は、成長の基盤
本日のエピソードで取り上げられた「ハインリッヒの法則」は、労働災害の発生確率を統計的に示したもので、安全管理における重要な指標として広く知られています。この法則が示唆するのは、重大な事故の背後に多くの軽微な事故やヒヤリ・ハット体験が存在するということです。

ビジネスリーダーの一人として、私はこのエピソードから、「心理的安全性」の高い職場づくりこそが、持続的な成長を実現するための基盤であると改めて強く感じました。

心理的安全性とは

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