10月15日(日) 共食の推進

共食の推進

りんごや梨、サツマイなどの多くの農園では、この時期は収穫に追われているようです。こうしたおいしい食材が出回る、「食欲の秋」になりました。

四季折々の旬の味覚を味わうのはもちろんですが、いつ・どこで・誰となど、どんなふうに食事を取るのかも、食事の「おいしさ」に関わる要素でしょう。

しかし最近、核家族化や共働き、子供たちの習い事などの理由から、家族でも時間が合わず、「誰か」と一緒に食事を取る機会は減少しています。

つまり、1人で食事をする「孤食」が増えており、心身への影響が懸念されています。その対策として、農林水産業では「共食」を推進しています。共食とは、その名の通り、誰かと一緒に食事を取ることです。

ある研究によると、共食の機会が多い人は、「ストレスが少ない」「自分が健康だと感じている」といった結果が明らかになっています。

食事は体に必要な栄養を取るばかりではなく、心を充実させる時間でもあると改めて、意識し、食事をよりおいしく頂きたいものです。

今日の心がけ◆食事で心身の健康を保ちましょう
                   (出典:職場の教養 2023年10月号)


◼️会社を辞めない起業家に向けて

「食欲の秋」、収穫の時期が到来し、りんごや梨、サツマイモなど新鮮で美味しい食材が私たちのテーブルを彩ります。四季折々の味覚を楽しむのは、我々日本人の大きな楽しみの一つです。しかし、その「食事」には、ただの栄養摂取という側面だけでなく、人との繋がりやコミュニケーションを深める重要な役割もあることを、今回の『共食の推進』というエピソードを通じて再認識しました。

現代社会は忙しい。核家族化や共働きが進む中、一家揃っての食事の時間が少なくなっているのは事実です。私自身も以前は孤食が多く、一人の時間で食事を済ませる日が続いていました。その結果、心的にも孤立感を感じることが増え、肌荒れや健康面での問題も顕著になってきました。

しかし、共食の大切さを知り、改めて人との食事を大切にし始めると、その変化は驚くべきものでした。確かに、食事はただの栄養摂取の場ではない。相手とのコミュニケーションを深め、心を充実させる場でもあります。私は三食共食を実践するよう心がけ、その結果、肌のコンディションが改善されました。もちろん、少し体重は増えましたが、それもまた人との繋がりを深める証として受け入れています。

さて、会社を辞めずに起業をしようと考えているビジネスパーソンの皆さんへ。ビジネスの成功は、技術やアイディアだけではなく、人との繋がりやコミュニケーションが鍵となります。共食の魅力を実感し、新しいビジネスのアイディアやコミュニティ作りに生かすことができるかもしれません。新しい挑戦を前に、まずは身近なところから、共食の習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。

そして、何より、共食を通じて人との繋がりを深め、そのエネルギーを起業へと繋げてください。新しい道を切り開く力は、人との絆によって支えられることを、決して忘れないでください。

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