8月10日(木) 短い時間でも

短い時間でも

知識やスキルを身につけるために、何かを学ぶ人は多いと思います。そうした学びや取り組みは、継続してこそ、自己の成長につながっていくのではないでしょうか。

勉強を日々コツコツと続けている人とそうでない人とでは、ある時点までいったときに大きな差がつきます。例えば、1日5時間の勉強を1年のうちに10日間だけ行なった場合は、5時間×10日で50時間となります。

一方、1日30分の勉強を年間で300日行なった場合、30分×300日で150時間となり、取り組んだ時間の合計では100時間の差がつきます。少しずつでも積み重ねていくことで、得られる知識やスキルも増えるでしょう。

取り組む内容は、仕事に関連することはもちろん、読書、スポーツ、習い事など、様々なジャンルが考えられます。できることからやり続けて上達すれば、大きな自信となって、それ自体が楽しくなっていくかもしれません。

まずは興味のあることから、少しずつ取り組んでみてはいかがでしょう。

今日の心がけ◆コツコツと続けて自分を高めましょう
(出典:職場の教養 2023年8月号)



◼️会社を辞めない起業家に向けて

『短い時間でも』というエピソードは、私たち起業家にとって非常に共感を覚える内容です。起業というのは、一瞬の閃きや突如の成功ではなく、日々の小さな取り組みが、最終的には大きな成果へとつながるものです。このエピソードにあるように、毎日少しずつの時間を確実に取り組むことで、結果的に大きな時間を確保したことになるのは、まさにビジネスの世界でも同じです。

会社勤めを続けながら起業を考えている皆さん、会社を辞める前に確実に準備を積み重ねる時間は限られているかもしれません。しかし、このエピソードが示しているように、短い時間でも日々コツコツと積み重ねていけば、それは必ずあなたのビジネスの成功に寄与するでしょう。

読書や習い事、それに関連する勉強など、日々の少しの時間を使って知識やスキルを身につけることは、起業においての大きな武器となるでしょう。それが自分の自信に繋がり、ビジネスの中でも力強く前に進める原動力となります。

会社を辞めるかどうか、それは大きな選択ですが、まずは現在の状況の中で、自分を高めることを怠らないよう心がけてください。そして、あなたの中に秘められた起業家としての可能性を信じ、一歩踏み出す勇気を持ち続けてください。日々の努力が、必ずやあなたの夢の実現への道を開くでしょう。今こそ、小さな一歩を踏み出して、自分の未来を切り開きましょう!


◼️今日のおすすめの一冊

ビジネスパーソンの読者に向けて、特に起業を考えている方々におすすめしたい書籍は、『リーン・スタートアップ』(原題:The Lean Startup)著者:エリック・リースです。

この書籍は、新しい製品やサービスを効果的に市場に投入する方法を提唱しています。伝統的なビジネスプランや長期的な計画よりも、小さな実験を繰り返しながら、市場のニーズを探る「リーン」なアプローチを中心に、スタートアップの運営方法について詳しく述べられています。

先ほどのエピソード『短い時間でも』と同じく、大きなリソースや時間を使う前に、小さなテストを繰り返して事業の方向性を確立するという考え方が、『リーン・スタートアップ』の中でも強調されています。

特に、日々の忙しい業務の中で起業を考えているビジネスパーソンにとって、効率的な方法で新しい事業やサービスを立ち上げるヒントや考え方が満載の一冊です。この書籍を通じて、少ないリソースでの成功への道筋を学ぶことができるでしょう。

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