4月8日(月) 水を飲んだら水源を思え

水を飲んだら水源を思え

ある関西の鉄工所には、筆で大きく書かれた「父」「母」「兄弟」の字が掲示されています。

これはベトナムから技能実習生として働きに来た従業員が書いたもので、離れて暮らす家族のことを思いながら仕事に励む様子がうかがえます。

ベトナムの有名なことわざに、「水を飲んだら水源を思え」があります。水には必ず水源があるように、今の自分がいるのは家族や祖先のおかげなので、感謝の気持ちを忘れないように、との意味が込められているのです。

「飲水思源」という四時熟議もあります。「井戸の水を飲む際には、井戸を掘った人の苦労を思え」という中国の故事に由来する成句で、他人から受けた恩を忘れてはいけない、物事の基本を忘れるな、という戒めの意味があります。

家族はもちろん、勉強や部活動などで指導してくれた先生、職場で仕事を教えてくれた先輩、私たちは多くの人に支えられてきたことでしょう。

感謝と謙虚さを忘れずに、受けた恩を仕事の原動力としたいものです。

今日の心がけ◆恩意識を持ちましょう
                           (出典:職場の教養 2024年4月号)



◼️起業を目指すあなたに向けて

水を飲んだら水源を思え:経営の哲学としての深い意味
私たち経営者やリーダーは、ビジネスの世界で常に前進するために、さまざまな戦略やテクノロジーを駆使しています。しかし、本日のエピソードが示すように、最も基本的な原理、つまり「水を飲んだら水源を思え」という原則は、ビジネスの成功においても極めて重要です。

そして、この関西の鉄工所で働くベトナム出身の技能実習生が示す「父」「母」「兄弟」への思いやり、そして祖先や恩人への感謝の精神は、

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