3月23日(土)　体の機能と向き合う

体の機能と向き合う

還暦を迎えたM氏は、嗅覚と味覚が衰えていることに気づきました。これまで、家の玄関を入ると花の香りに癒され、食事をする際、食べ物の美味しさを感じていましたが、そうした感覚が半年前からほとんどしないのです。

このことに気づいて不安に思ったのは嗅覚でした。M氏は、魚の鮮度や果物の旬の状態を匂いで判断していたからです。そのほか、就寝前の戸締りでガスコンロの状態をチェックする際も、匂いで確認をしていたのです。

M氏は、耳鼻咽喉科を受診し、治療をすることになりました。治療を行ないながら定期的に検査をしていくと、「果物の匂いがわかるようになった」「少しずつ味覚が戻ってきた」と2つの感覚の回復を実感できるまでになりました。

治療を継続する過程でM氏は、今まで何の支障もなかったので、匂いを感じたり、食べ物の味がわかることは、あたり前ではないことに気づきました。

今では嗅覚と味覚がほぼ回復し、花の匂いを嗅いだり、旬の食べ物を味わう度に、体への感謝を深めいてるM氏です。

今日の心がけ◆体の働きに感謝しましょう
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（出典：職場の教養 2024年3月号）

◼️起業を目指すあなたに向けて

1. 感覚の喪失と自己管理の重要性
M氏は、還暦を迎えて嗅覚と味覚の衰えを実感し、不安を感じて耳鼻咽喉科を受診しました。治療と検査を重ねることで、徐々に感覚が回復し、体の機能への感謝の気持ちを深めています。

しかし、半年間も感覚の衰えを放置していた点は、自己管理の面で改善の余地があります。特に、

続きはこちら