4月10日(水) ちゃんとする
ちゃんとする
大人は子供を躾ける際に「ちゃんとしなさい」と言いがちです。
しかし、そう言っている大人が「ちゃんとできている」かというと、できていないことが多いのではないでしょうか。
ある日、約束を破ったMさんの娘が妻に叱られていました。なかなか素直に謝れない娘に対し、Mさんは「約束はちゃんと守らないとね」と優しく言いました。
すると娘から「お父さんも約束守らないでしょ。お菓子を買ってあげると言って、買ってくれない。公園に連れて行ってあげると言って、連れて行ってくれない」と次々に言われ、Mさんは恥ずかしくなりました。
いつも子供に「ちゃんとしなさい」と言いながら、自分ができていなかったことを反省したMさんは「約束を守れていなくてごめんね」と詫び、「これから公園に行って、お菓子も買いに行こうね」と言って一緒に出かけたのでした。
その後、娘が「お母さん、約束を守れなくてごめんね」と素直に謝る姿を見て、まずは自分が「ちゃんとする」ことの大切さを学んだのでした。
今日の心がけ◇自分の姿を振り返りましょう
(出典:職場の教養 2024年4月号)
◼️起業を目指すあなたに向けて
私たちが日常でよく使う「ちゃんとしなさい」という言葉。このよく使いがちな言葉からの気づきは、私たちリーダーにとって深い意味を持っています。今回のエピソードを通して、「言行一致」の大切さと、それがいかに人との信頼残高を増やすか、そしてその逆もまた真なることを改めて気づきました。以下に感想を共有します。
1. 言行一致の重要性
大人であれば誰もが一度は口にしたことがあるでしょう、「ちゃんとしなさい」という言葉。私たちはよく、特に子どもたちに対してこの言葉を使います。しかし、その言葉を口にする私たち自身が、常に「ちゃんと」していますでしょうか。今回のエピソードでは、約束を守ることの大切さと、それがどのように信頼関係に影響を与えるかが描かれています。約束を守る、つまり「言行一致」を遂げることは、
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