11月7日(火) 気づいたらすぐ
気づいたらすぐ
やらなければならないと分かっていてもなかなか行動に移せない、すぐにしようと思うけれど引き延ばしてしまうということは誰しもあることでしょう。
インドの格言に「走るよりも歩く方がいい、歩くより立っている方がいい、立つより座っている方がいい、座るより寝ている方がいい」とあるように、人間はつい楽な方を選びがちです。
仕事の成果は、こうした怠け心を振り切り、行動を起こせるかに左右されます。「行なうべき」と気づいたことをすぐ実行に移すことを「即行」と言います。これを習慣化するにはいくつかのコツがあります。
第一に、朝目が覚めたらサッと起きる、呼ばれたらすぐ返事をするといった小さな行動から変えていくことです。
第二に、迷う暇もない程の短い時間で動くことです。腰が重くなり、怠け心が顔を出す前に動いてしまうことで勢いをつけることができます。
気づいたら動くという行動を続けることが、良い仕事につながるのです。
今日の心がけ◆速やかに行動に移しましょう
(出典:職場の教養 2023年11月号)
◼️起業を目指すあなたに向けて
「気づいたらすぐ」のエピソードは、起業を志す方々にとって、非常に示唆に富む内容を含んでいます。私も一人の起業家として、多くの方が行動に移すことの難しさと格闘していることに共感を覚えます。行動の速さは、事業の成長と深く関わっており、この速さが持続的な成果を生む原動力となり得ます。
具体的な行動に移す習慣化のアドバイスは、日々の業務にも大いに役立つでしょう。特に、小さな行動から変えていくことの重要性は、経営者にとって極めて有益です。そのような行動が積み重なることで、自分自身もチームも、目に見えて成長していくことを実感できるからです。
また、迷いを捨て速やかに動くことで、ビジネスチャンスを逃さず、さらには怠け心に打ち勝つことが可能になります。それは、適切なタイミングでの意思決定が要求される経営の現場において、計り知れないほど価値のあるスキルと言えるでしょう。
起業は単にアイデアを持つだけではなく、そのアイデアを現実のものにする行動力が必須です。日々の小さな決断から、事業全体の大きな決断まで、すべては「気づいたらすぐ」の精神で臨むべきです。ビジネスの世界は待ってくれません。ですから、新たな挑戦を恐れず、迅速な行動を心掛け、自らの手で道を切り開いていく必要があります。
今日からでも、小さなことから「即行」の習慣を身につけ、日々の業務に活かしていくことが大切です。成長し続ける企業を築くためには、この一歩が決定的な差を生むのです。さあ、気づいたその瞬間から、行動を起こしましょう。
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